大人の階段

明治大学国際日本学部宮本ゼミ2期生のブログです。

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2012/12/10(Mon)

【第19回】『彩雲国物語』が読者を惹きつけたもの

こんばんは! 2周目ですね。
本日は、週末ずっと「キョロちゃん風の発音ってどう言うんだろ…??」と頭を抱えていた山中華穂がお送りします~。
今度会ったら渡邊嬢に突撃して聞かなきゃです!!



もう本格的に寒くなってきましたね。日本海側はもう雪が積もって。
ポケットで誰か、私の手を、温めてくださいませんか…?




よし(笑)!

前回では   
・卒論では書けないエピソード
・今までこんなことやってきましたよ
・11月末提出の第3稿ではこーんなコト書きますよ

という報告をしました。

では今回は、
・第3稿を書く時に考えた事柄
・2週間を切った卒論の提出に向けての展望やら
を語ってゆきたいと思います。
お付き合いくださいね☆





先日書き上げた第3稿では、主人公の秀麗ちゃんが恋愛そっちのけで仕事に走るせいで(?)、政事(まつりごと)のお話が大きく取り上げられ、相手役の王様・紫劉輝(し/りゅうき)との恋愛がなかなか進まない要因を論じました。

論じる上で、著者・雪乃紗衣さんのインタビューが載った雑誌記事からヒントを得ながら、前にブログに載せた「卒論ノート」のメモを参考にまとめていきました。

あ、ここで裏話ですが。

こういう「分析の目」ではなく「彩雲国大好き大好きーww」という視点だけで作品を読んでいた時には、その二人の恋愛の進まなさが特異だとは思っていませんでした!!!
それは、秀麗ちゃんが素敵なオジサマたちや美青年たち、中身的に完成されているオトナの方々に囲まれた職場にいるので、つい都合のよいことを考えて勝手にドキドキしていた所為だと思います。

きっかけは著者のインタビューを読んだ時です。
著者や、特に編集者がラブ要素をもっと入れるようにしないと、という意識で制作をしていたことを知って初めて「確かに…!」と主人公たちの恋愛について考え始めたのでした。
よかったです、気がついて。


さて、そうして3つほど要因を並べて分析していきました。

中でも、『彩雲国物語』を描く時に著者がとても大切にしていたと見受けられる要因を「人の物語」というキーワードを使って論じました。
いくつかの雑誌記事で著者は「人の物語を書きたい」というお話を度々なさっていて、
それでふと思い出したのはこの間のゼミの夏合宿でした。



私は、その場で「この作品は重いテーマを取り扱っている、そのことについても書きたい」みたいな報告をした時に、「重いって何??」という当たり前のツッコミをいただきました。
政事? 経済? 宗教? ラブコメは軽いの?
「重い」って、どこからどこまでを指すのか? 
とても曖昧な言葉です。

「人の物語」という著者の意図を知って、「重い」とか「テーマ」とか名付けて注目するのはピントがずれているのではないかと考え直しました。

『彩雲国物語』はファンタジーな要素もあり虚構の物語ですが、著者は彩雲国のキャラクターを「人」として成り立たせようとしていたのです。
書き方も、物語にそってキャラクターを駒のように動かしていくのではなく、「人」が動いて物語が生まれるような書き方を意識的にしていたように見受けられました。
こういう理由で、「テーマ」視点は取りやめたのでした。



しかし!

主人公に注目するにあたって恋愛は欠かせません!
話を戻すと、現実、人って恋愛ばかりではなく、色んなことに頭を悩ませて生きてますよね。
そんなふうに人々ががんばる姿を『彩雲国物語』に書こうとして、そういった意図が、特に秀麗ちゃんに反映されていたというわけです。
―――詳しくはwebじゃなかった、卒論集で!!






さて、これからすることは、書式を整えること、序章と終章を書くこと、あと『彩雲国物語』の人気を探るなら欠かせない絵についての分析です。

小説の表紙って面白いですね。
『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズのように女の子単品の表紙もあれば、私が持ってるキラッキラの乙女チックな小説のようにいつもヒロインとヒーローのツーショットな表紙もあり。

ちなみに『彩雲国物語』は、いつもヒロインはいますがヒーローはいないことが多いかな…(笑)

そして「人の物語」というキーワードがここにも反映されているのが面白いです。
彩雲国のキャラクターは何も秀麗ちゃんだけではないので、他のキャラクターも詳しく書かれています。
なので、最初はそうでもないのですが、巻数が増えるにつれ「コイツ主役バリに出てるやろ!」という人物が秀麗と一緒にドドーンと出てくるようになります。

あとシリーズ完結の後に出たこの2冊の表紙も論じたい!!
2012-12-10 19.26.20
左がファンブック、右が単行本です。
パッと見、シリーズと絵の雰囲気がかーなーり・違うのですよ。



進捗は、12月の始めは思い通りに作業が進みませんでした…。
しかしもう大丈夫です!! 
個人的に山は越えたので、バリバリ進めていきたいと思います。
フー! 卒論フー!!



次回の更新は明日です。
いとしのエリー(浅野さんです////)にバトンタッチしてお送りします。
お楽しみに☆
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