大人の階段

明治大学国際日本学部宮本ゼミ2期生のブログです。

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2012/11/26(Mon)

【第7回】ハードコア・コミュニティにおける情報発信

こんばんは。
本日の担当は辰巳です。


私の卒論のテーマは『ハードコア・コミュニティ』についてです。

まずはハードコアとは何ぞや、というところからお話したいと思います!
全体的に知らない人に向けて説明するのがものすごく難しいのですが、雰囲気だけでも理解していただけたらと思います。

ハードコアとは音楽ジャンルの1つで、もともとはパンクロックから派生してできたものです。
しかし影響はパンクからだけにはとどまらず、メタルやヒップホップなどたくさんの要素を盛り込んでいるため、ハードコアの中でもさらに細かいジャンルがたくさん生まれています。

ハードコアの特徴をいくつか挙げていきます。
音楽的には、端的に言えばとても激しいです。ボーカルは叫びっぱなしであることが多く、ギターはパワーコードを多用しておりギターソロのようなものはほとんど見られません。
また、モッシュという曲に合わせて客が軽く体をぶつけ合ったりする動きは他のジャンルでも見られるものですが、ハードコアのライブでのモッシュはすごく特徴的です。腕を振り回したり、回し蹴りをしたり、2ステップをするなどたくさんの種類がありますが、ダンスのような要素が取り込まれています。そういったダンスの要素が入っていることもあって、モッシュをしている客のほうが演奏している人たちよりも注目を浴びるということも多くあります。


次に、私が卒論の対象としているハードコア・コミュニティについてです。
ハードコアのバンドの活動範囲は基本的に中小規模のライブハウスがほとんどで、いわゆる大型フェスなどメジャーな場に出ることはあまりありません。
そういったこともあって、ハードコアのバンドをやっている人やハードコアが好きな人たちで形成されているハードコア・コミュニティは、規模としてはあまり大きくないです。
しかし、結びつきがとても強く、交流や情報発信がとても活発なコミュニティです。
というのも、その結びつきの強さや交流の活発さの例としては近年では国境も越えて、海外のバンドを日本に呼んでツアーをすることがとても多いということが挙げられます。海外のバンドが日本にやってくる頻度の高さは他のジャンルと比べてもダントツです。
また、コミュニティ内にいる人たちがお互いに刺激し合ったりしていることでバンドをやっている人の確率がすごく高いです。あるライブには客として来ていても、バンド活動をしている人がほとんどです。そういった意味ではハードコア・コミュニティにおいては「バンドマン」「客」のような区分があまり明確ではありません。
情報発信もとても活発で、ライブが終わった後にはたくさんの人が出口に並んでフライヤー(宣伝のチラシ)を配っていたり、多くのバンドがSNSなどを利用してイベントの情報を発信したりしています。



私の卒論では、これらの特徴なども含めて、ハードコア・コミュニティの交流や情報発信の形態について明らかにしていくことを目的としています。

私がこのテーマを選んだのはもちろんハードコアというジャンルが好きだからなのですが、最初テーマを決めるときはすごく悩みました。
まずハードコアに関しての先行研究や文献はほとんどありません。私自身もハードコアに対してたくさんの知識を持っているわけではなく、むしろあまり知らないほうでした。
なので論文として書き上げることのできる自信が全くなく、最初は別のテーマに逃げるつもりでした。(笑)
しかし現在自分の中で好きなものといって一番に思い浮かぶのはやはりハードコアしかなかったので、先生の助言もありどうにか頑張ってみよう、と覚悟を決めてこのテーマにしたという経緯があります。

このジャンルを好きになったのが大学に入ってからなので、私自身もまだまだ知らないところばかりですが、出会った人の中でもハードコアがやみつきになって離れられないというような人が多くて、そこまで惹きつけるこのコミュニティの魅力っていったい何なんだろう、とすごく興味が湧いているところです。
もちろん私自身もすでにこのコミュニティに惹きつけられて離れられなくなり始めているのですが、そういった立場からこのコミュニティの魅力を少しでも知らない人へ伝えられるように頑張ってまとめていきたいと思います。



現在までに行ってきた作業としては、
1.唯一の先行研究である行川和彦著『パンク・ロック/ハードコア史』リットーミュージック(2007)やバンドマンの方のブログ、色んなWebサイトなどを参考にしながら誕生から現在までのハードコアの歴史についてまとめる
2.ライブハウスやCDショップなどに直接足を運び、フライヤーや情報誌などをひたすら集める
3.SNSサイトやブログ、Webサイト上での情報発信状況を調べる
といったようなことをしてきました。

現在は卒論のテーマを決めたあたりからライブハウスに通っては終演後にもらって集めてきたフライヤーに関しての分析を進めています。
手渡しでもらった分だけでも枚数にしておよそ180枚ほどになりました。もらった日ごとにファイリングしてあるのですが、こんな量になっています。

IMG_0041_convert_20121126200026.jpg


どうしたらこの厚みが分かるかなと思った結果隣に280mlのペットボトルを置いてみましたが、伝わったでしょうか。(笑)このペットボトルの半分以上の厚みがあります。
これらがどの場所で行われるライブの宣伝なのか場所別での分析、フライヤーといっても業者に頼んでしっかりコピーされているものもあれば手書きでパパッと作ったようなものまでいろんな種類があるので種類別での分析などを行っています。

正直なところ、分析が思うように進んでおらず、他にもまだ分析したい対象のものがあるので、どういう風にまとめていくのかもまだあやふやなのが現状です。
やるべきことがいっぱい重なってきていててんやわんやしていますがどうにか頑張ってしっかりした論文にしたいと思います!



といったところで1周目の卒論日記は終わりにしたいと思います。
明日の担当は飯田くんです。お楽しみに!
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