大人の階段

明治大学国際日本学部宮本ゼミ2期生のブログです。

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2012/11/23(Fri)

【第5回】『彩雲国物語』が読者を惹きつけたもの

こんばんは~☆
第5回を担当するのは山中華穂です、よろしくお願いします!

私のテーマは、タイトルにある『彩雲国物語』です。知らない人にどういったお話なのかを説明するのは難しいのですが、このテーマで卒論を書くにあたり何回か簡潔に説明する機会があったので、今ではこの物語の紹介については非常にうまく説明できるようになったのですよ!!

「舞台はちょびっとファンタジーが入っている中華風の世界で、女の子(紅秀麗(コウ・シュウレイ))が初の女人官吏(官吏:国の役人)になって、自分の恋愛そっちのけで仕事というロマンに突っ走って生涯を全うする物語」です!
 いや~我ながらうまいな…腕上げたな…。

では第1週目の今回は、主に卒論には書けない青~い(?) ことを綴っていきたいと思います。





卒論のテーマ決めにあたり、やはりこの作品の他にいくつかやりたい候補がありました。

その中でこの『彩雲国物語』にしようと思ったのは、『彩雲国物語』が、私が生きた二十余年間で一番の作品だからです。バイブルだからです。つまり、めちゃくちゃ大好きだからです。
「忙しくても作業をするのは苦ではなく楽しめるものを」「モチベーションを高くして続けられるものを」「ずっとやりたいと思ってきたことを」という視点で私を見た時に、私の中にはこれしかありませんでした。

2012-11-21 14.40.41
〈糖度高めなオトメの本棚の一角。いつでも読み返してムフムフできるように一番取り出しやすいトコロに収納〉

『彩雲国物語』との出会いは中学生の時でした。記念すべき第1巻の発売が2003年のことなので中1ですねー。
当時、中学受験をしてフツーの小学校から女の子だらけの女子校に通うことになった山中少女は―――成績以外いーろいろ失敗しました(笑) 

「なーんか出だし間違っちゃった気がするケドそれでもいいもーんツーン」な中で、心の癒し(?) を求めて通い始めたのは図書室でした。

これ、スッゴイ転機なんですよ!!!!

何せ小学生の時は「休み時間はドッジだぜ鬼ごっこだぜイエ~!」と男の子たちを引き連れてグラウンドを駆け回った天真爛漫っ子から、物憂げに窓の外をみつめる文学少女へとシフトしたのですから!!! 
今思えば一番のモテキはそこでしたね…。

借りた本がその日の通学中に読み終わってしまうこともあり、暇だったんでしょうね。
「私も本買って読もう。図書館になさそうな本買おう!」ということで、なけなしのお小遣いをコバルト文庫やマンガに費やすようになりました。
そんな時に、本好きな友達にオススメされたのがそう!角川ビーンズ文庫の『彩雲国物語』だったのです。

主人公がたくさん勉強しているところ、素直でひたむきなところ、イケメンや中身的にもかっこいいキャラクターがたくさん出てくるところにズキュンときました。

それからというもの、作品の短編読みたさに小説雑誌を買ったり応募者全員サービスに応募したりの作品の追っかけが始まりました。
ある時に「ホームページでサイン会」という企画で見事当選し、サイン本が家に届いた日には2メートルくらい飛び跳ねながら奇声をあげて喜びました。
言葉にできない喜びを表現する時、人は泣くか狂うのだなと思いました。

「私とこの作品には縁があるわ!!」

大学生になる前には「この彩雲国を研究してもいいようなトコがいいなぁ」という希望が心のどこかにずーっと潜んでいました。





そして現在に至る訳ですわな。

卒論では、読者が惹かれた要因であろう内容とイラストについて、作者側の意図をインタビューと合わせて解き明かすことが中心になってくるだろうと思います。

今までやった作業を大まかに言うと、
・作者インタビューが載っている雑誌記事や新聞記事の収集
・シリーズ22巻、単行本の読み直し
・キーワードや気になる展開やキャラクターの言動の抜き出し
・角川ビーンズ文庫の小説雑誌の分析

ですかね。

「まとめノート」なるものに記入して進めています。
2012-11-22 08.20.58
〈ノートからはみ出ているのはルーズリーフ。つながってるんですよー〉

2012-11-22 08.19.16
〈糊付けして下にページを追加してます。
内容をまとめる際、1巻のことを複数ページにまたいでしまうより「1ページに1巻!」とした方がいいなぁと思った結果がコレ。見た目かっこいい…〉

10月末あたりに卒論の第2稿の提出があり、そこでは卒論の大部分を占める内容の部分について書きました。
物語の前半において、主人公の紅秀麗がただの貧乏お嬢様から「官吏」になることで「守られる側」になったこと。後半においては役職の異動や他のキャラクターによって「薔薇姫の娘」「女=政治の道具」と見なされたり、王の寵愛や後ろ盾抜きにして彼女自身の能力が認められて「紅秀麗」「王の官吏」「同志」と言い表されていたりという、紅秀麗の多様性について言及しました。

来る11月末の第3稿提出では、途中で終わったこの内容的な部分のうち主人公の恋愛や作品中に出てくるキーワードについて論じていきたいです。

主人公の恋愛についてちょぴっと紹介すると、物語には妙齢のイケメンがたくさん登場するのに秀麗ちゃんというヤツは恋愛をしたがらないというのが作品の特徴です。 
角川ビーンズ文庫的に、主人公が女の子ならば色恋沙汰にきゅんきゅんする展開がもっと盛りだくさんだというのにです。
秀麗ちゃんは恋愛そっちのけで仕事に走っていきます。超かっこいい。
なぜなのか、というのは……次回のお楽しみにしましょう♪

スケジュールは比較的順調でしたが、11月になって違うことに時間を割く必要がでてきて悶々としている状況です。一応大変な作業は夏休みと10月中に終えているのが救いです。


「卒論がヤバイ!!」
なんて、大学生ならではのシチュエーションなので萌えます。
しかも、大変なのは私だけではないのでがんばれます。
みんなもがんばってるので私もがんばろ!!!
と意気込み表明をして、今回は終わらせていただきたいと思います♪

明日は浅野さん!
ドキをむねむねさせてwブログ更新をお待ちください☆
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